季節の移り変わりを楽しめる人になりたい!!
ATELIER NUのとってぃです。
日本には季節に関する様々な言葉だったり行事がありますよね!
例えば。。。
花鳥風月
という言葉があります。
これは美しい自然の風景を表したり、それらを重んじる風流を表したりする時に良く使われる言葉です。
日本人の美意識を端的に表現している言葉で、わたしの好きな言葉ランキングの上位に位置しています(*´艸`*)ナンツッテ
わたしは美意識やセンスを
過去・古くから続いているものや古くからあるもの等からインスパイアされることが多いです。
(゜∀゜)!ピコーン!!
というのも、わたしは
自然と共に生きていくのが当然
と考えているので、自然と寄り添って生活してきた人たちの美意識に似たものを感じているからです。
例えば『暦』と呼ばれるもの。
現在はグレゴリウス暦というキリストが生まれた年を基準とする暦が全世界的に使用されていますが、日本には日本独自の暦がありました。それを今は旧暦と呼んでいます。
今でもその名残は行事のそこかしこに見て取ることが出来ます。
日本人の美意識が染み付いている部分だとわたしは感じています。
そして細かく分類するともうひとつ、農事暦と呼ばれる二十四節気があります。ご存知でしたか?
料理や茶道、華道などの世界では今もこの暦が大切にされていて、日常生活の中にも色濃く残っているものがたくさんあります。
2月3日は節分でした。
鬼はぁ〜そと!・゜゜・。ヾ(・ω・`。)(。´・ω・)ノ゙・゜゜・。福はぁ〜うち!
これはグレゴリウス暦にはないものです。
これも実は二十四節気から来ている行事のひとつです。
この節分という行事ひとつを紐解いていくだけでもかなり面白い発見をすることができるんですよ♪
そもそも節分行事というのは年に4回あります。
(゚д゚)ナント!
日本には春夏秋冬と四季があります。
実は天文学的に、この位置からこの位置までが「春ですよー」というのが定められています。
春を例にすると、立春から立夏の前日までが春ということになっています。
あくまで暦上の話です。
体感的にはまだまだ冬の寒さが厳しい時期です。
ちなみに2月4日が立春というのは決まっています。
あとはその年によって1日ほど前後します。
春は立夏の前日までということです。
この前日に当たるのが節分になります。
季節を分けるから節分なんですね。
なので2月3日の節分は冬から春に変わるという日になります。
行事ごとには特別な食べ物がお決まりです。
節分で食べるのはもちろん、、、
コレ!!
Σ(゚Д゚;エッ!?
( ̄ー ̄?).....??アレ??
もしかして、、、思ってたのと違う??
字をよーく見てください!
「お節」料理です。
季節の分け目に食べる料理がそもそものお節料理なんです。
現代では年が改まるという節目でのみになっていますが、
かつてはこの節分ごとにお節料理を作っていました。
現代で節分に食べるものと言えば、
恵方巻きでしょうか。
何年か前の節分に作ったものです。カットしちゃってますけどね。
巻く前はこんな感じ。
このときはキムパプという韓国の巻き寿司をイメージして作りました。
ご飯が黄色いのは玄米を使っているからです。
太巻きを食べるというのはもともと関西の風習で、全国に広まったのは近年の話。
馴染みの薄い方もいるかもしれません。
わたしは小さい頃から節分には当たり前のように食卓に出ていました。
起源は大きく2つの説があります。
___φ(゜ー゜*)フムフム___φ(。_。*)カキカキ
一つは遊郭の風習から来ているというもの。
遊女たちの間にあった遊びが広まったらしいというもの。
1年の験担ぎに、男性のアレに見立てて食べていたという話が残っています
Σ(=゜ω゜=;) マジで!?
それがどこから発生したのかというのは分からないんですが、
遊女たちの間にそんな風習があったようです。
昔は子どもを産む、特に男子を産むというのは、
家の存続に関わる大きな問題でした。
なので出産や性にまつわる様々な験担ぎが行われてきました。
もしかしたら、この遊女たちの風習もどこかからその風習が流れ着いてきたのかもしれませんね。
意味は変わってしまっているかもしれないですけど。
なくはない話だと思います。
さてもう一つは堺の海苔商人が、海苔が全然売れなくて売り方に困っていた時に思いついて始めたというもの。
これは土用の丑の日やバレンタインチョコを彷彿とさせますね。
いかにも日本人という感じです(笑)
日本人て季節を楽しむことに妥協しないところがあると思うんですよね。
商売っ気が強いって思う方もいるかもしれませんが、いろんな行事を楽しむ提案として受け止めることも出来るんじゃないかなと思います。
根底には季節の移り変わりを楽しみたいというのがあるんだと思っています。
これは二十四節気をみていても感じます。
自然が強く厳しいということを知っていたからこそなのかなと思ったりもします。
「わびさび」
なんてまさに真骨頂だなと思います。
かの世阿弥は
「花は散るからこそ美しい」
と風姿花伝で書きました。
どんな風に物事を捉えていたのかというのがよくわかります。
現代の感覚で読んでもすごく面白い本なので、これは是非一度読んでいただきたいです。
φ(゚Д゚ )フムフム…
風姿花伝を読むと、
物事を本質的な目線で見ているんだなということがよく分かります。
自然に逆らっては生きられない。
これは暦からも読み取ることが出来ます。
自然に寄り添って、自然の力を上手く生活に取り入れて発展、発達してきたんだと思います。
だから、季節の移り変わりを喜び、楽しむ。
これが日本人が大切にしてきたことだと思います。
今年も暦上では春になりました。
節句や雑節など行事が盛り沢山です。
季節の移り変わりを楽しんでいきたいです。
年中行事は日々の何気ない1日にすぎないかもしれませんが、日本人的なみやびやかな美感覚で年中行事に向き合っていきたいと思う、とってぃーです(゚ー゚*)
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