柴山的読書の秋
こんにちわ。柴山です。
気分が少しずつ秋になってきて、なんだか勉強に打ち込みたいような気分になっています(笑)
私、勉強が好きなんです。
ところで「木を植えた人」という本はご存知ですか。資生堂名誉会長の福原義春さんがお勧めしている本です。
わたしはさらっと見ただけですが、なんだか心に残るものがあったので、自分のアイデアメモとしてブログに書いてみました。
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舞台は南フランス。第一次大戦の前に、ある青年が山に行って羊飼いに出会います。
羊飼いは毎晩100粒のどんぐりの実を選び、翌日羊を連れながら、はげ山状態の土地にそれを埋めていくという作業を続けていました。
戦争が終わり、青年が再び羊飼いを訪ねると、はげ山に木々が青々と生い茂り、水が湧き、川が流れ、人が住むようになっていたのです。
ある日、羊飼いが落ちた木の枝を拾って焚き火をしていたら森林監督官がやってきて、土地をここまで蘇らせた本人が目の前にいる羊飼いである事を知らぬまま「ここで焚き火をしてはいけない」と伝えるというのが物語のオチです。
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ひとつの目標に向かって日々努力を続けていれば思いがけない成果が得られる。
ここに私は心を動かされました。
淡々粛々と、でも確実に小さな種まきを続ける。一喜一憂せず、ありのように黙々と。
これは、すごく大切なことですよね。揺るがない強固な地盤をつくることができます。こういう男になりたいものです。
もうひとつ気に入ったのは、埋めるどんぐりの数を毎日100粒と決めていた事です。
彼は元気な日は500粒、体調が悪い日は50粒と数を増減せず、どんなときでも毎日100粒と決めていました。
自己抑制と継続の大切さですね。
こんなまじめなことも、たまには考えます。秋の力ですね(笑)
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